MRIガイド下生検
MRI検査を実施しながら生検を行う手技です。
乳房MRIドックを施行した場合、MRI検査でしか描出されない病変に遭遇することがあります。欧州の乳房MRIガイドライン(※1)では、「乳房MRI検査でしか見つけることができない乳がんが存在するため、MRIガイド下生検は必須の手技である」と明記されています。
※1 引用・参考文献Mann RM,et al:Eur Radiol,2008
日本ではMRIガイド下生検は亀田総合病院(千葉県、鴨川市)でしか行われていない手技(平成21年6月現在)ですが、戸崎先生(亀田総合病院)の協力のもと、3施設で行える環境にあります。
しかし、日本では未だ保険請求の対象外の手技であり、MRIガイド下生検が必要と診断された患者様は、診断医と十分にご相談の上、施行するか否かを判断して頂くことになります。