乳がんの早期発見が重要な理由

乳房MRIドック・乳腺乳がん検査

乳がんの早期発見が重要な理由

早期発見が出来た場合の生存率の違い

乳がんの進行度の0期と1期が『早期乳がん』と呼ばれています。
国立がんセンター病期別生存率では、0期の5年生存率100%、1期の5年生存率90.6%と報告されており、乳がんの早期発見がとても重要となります。

乳がんの進行度と生存率(乳がんの早期発見が重要な理由)

早期発見した場合の乳房温存療法

乳がんの治療は、手術で乳房を全て切除する乳房切除手術が基本でしたが、切除を最低限にする、「乳房温存手術(療法)」が普及するなど、治療の選択肢が広がっています。
乳房温存療法の適応は、しこりの大きさが3センチ以下で、切除後に大きな変形がなく美容的に満足できる形を残せると判断して行い、その判断は医療機関によって異なります。

生存率と同様に早期乳がんの場合、乳房温存率は高く、日本乳癌学会のガイドライン 外科療法編でも、「非浸潤性乳管癌に対して乳房温存術は推奨されるか」に対し、推奨グレードBとしています。

推奨グレードBとは:エビデンス(有効な根拠・証拠)があり、推奨内容を日常診療で実践するように推奨する。

早期乳がんの発見を目的とした乳房MRIドック

乳がんを早期発見することが出来れば、生存率も高く、また乳房温存率も高くなることが分かっています。
著名な医学雑誌 Lancetに掲載された2007年の論文では、早期の乳がん(非浸潤癌)の検出率はマンモグラフィで56%、乳房MRI検査で92%と報告され、乳がん発見に有効と言われていますが、日本の医療現場での乳がん発見の検査としては用いられていません。
今回3施設共同で行う乳房MRIドックは、乳がんの早期発見を目的としており、高い水準の乳房MRI検査が正しく普及することを目指しています。

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